FX取引において、「まずは負けたくない」と考えるトレーダーは少なくありません。しかし、そこには心理的な挑戦が待っています。予想外の損失や予期しない値動きが続くと、トレーダーは感情的になりがちです。これが冷静な判断を狂わせ、無謀なリベンジトレードや不適切なリスク管理に繋がることがあります。
そのようなメンタルの罠を避け、常に冷静でいるためにはどうすればよいのでしょうか?
失敗を経験から学びに変え、常に一歩引いた冷静な視点を持つ。
市場は常に予測不能であり、勝率100%は不可能であると理解することで、損失を受け入れる柔軟な姿勢が求められます。
苦悩と挫折を何度も繰り返しながらも得た経験をもとに自身の視点から見つけた答えを記事にしました。
続きを読んで、成功へのカギを掴む方法を探ってみましょう。
シンプルですが効果的でした
目次
FXはメンタルが重要の理由
FX取引が「メンタルが重要である」と言われる理由には、トレーダーが直面する心理的な挑戦が大いに関係しています。特に避けたいリスクの高い状況として、例として次のようなものが挙げられます。
・自分に過度な負担を強いる損失を出した時
・エントリーする度に価格が逆行し、勝率が急激に低下したとき
など
このように、本来あるべき状態からかけ離れた時に自分の本来のトレードを見失いやすくなります。そこで起こる誤りとして上げられるのが
・負けを取り戻そうと無謀なリベンジトレード
・許容を超えたロットサイズに変更しトレード
・負けた直後の値動きに過敏に反応してしまう
このような行為です
資金を失った後では、失敗に基づく損失を取り戻すのは非常に困難です。そもそも勝てていない状況から損失を拡大させてしまった場合、自己嫌悪・自暴自棄になることもあり、そうなるとメンタルが崩壊してしまいます
こうした状況では、自分自身のトレードに対する信頼すら失ってしまうでしょう。
メンタル豆腐の僕は、負けだしたら暴走モード
では、どうすればこのような精神的な罠を避け、常に冷静を保てるでしょうか?
メンタル管理|たった2つの秘訣~生傷経験から得たもの
自身がFXを通して学んだ、たった2つの秘訣を挙げてみます
- 「なぜうまくいかなかったのか?」と冷静にトレードを振り返る
過去の僕のトレードには
一貫性と、再現性があまりにもなさすぎた・・・
できれば自身のトレードノートを活用することがおススメです。ありふれた答えにはなりますが、実際に取り組むと、その効果は絶大です。
これは単に後で見返すためのものではなく、当時の反省を記録することで、学びを深めることが可能になります。
最近ではYouTube配信や録画して自分のトレードを見返す人もいるようなので、そのような人は録画で振り返るのでも良いでしょう
「エントリーポイントが本当に自分のルールに適っているのか?」
「思いつきで取引していなかったか?」
このように、すぐ反省として振り返り、冷静な自己分析ができれば自暴自棄になることもなく、相場に向かうことができます。
相場に対する姿勢を見直して、堅実になるように努めることが重要です。
自分を責めた所で結果は変わらないです
再度エントリーするのは自分自身
- 勝率100%を求めない(完璧主義をやめる)
負け過ぎて・・・悔しすぎて・・・
今すぐ取り返したくるなる・・・!
FXトレードにおいて、勝率100%を求める事は非現実的です。もしそれが可能であるならば、市場はすでにプロによって完全に支配されています。追い求める事で返ってエントリーが難しくなり、悪循環になることもあります。市場では常に勝敗があることを認め、それを通して成長する姿勢のほうが重要です。
勝率50%としても5連敗は現実的に起きる事だったり
気を付けてほしい事
気を付けてほしいのが、苦しさのあまり、多数のアドバイスをいっぺんに受け取ったり、いきなり自分のスタイルを大きく変更することです。これは結果的に自分の良さ・良い所に気づけず、間違った方向に向かう恐れもあります。
一番の答えは、自分の取引履歴を確認し、自分で自分の間違いに気づくことにあります
これらのメンタル管理は最終的に、自己否定に陥らず、常に冷静でいられ、かつ、自分自身と向き合う姿勢を養うことが可能です。そしてそれはFXでの成功を導くカギとなるのです。
まとめ
まとめると
FXトレードにおいてメンタル管理が重要と言われる理由は
損益に対する感情のブレが生じることで、自分の本来のトレードを見失ってしまう。しかし感情と言うのは人間に備わっているものであり、感情を取り除くのは困難。
対策としてはメンタルとの向き合い方
・トレードノートを付け、自分のトレードを振り返る
・勝率100%を目指すのではなく、損失はつきものだと受け入れる
トレードで上手くいかない人の理由は本当に人それぞれですが、僕はこの問題に徹底的に向き合うことで克服に向かう事が出来ました。
参考になるものがあれば幸いです
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